筆ペンレビュー | ぺんてる『ぺんてる筆 顔料インキ〈極細〉』と『ぺんてる筆〈携帯用〉』

ぺんてる ぺんてる筆 極細 顔料 筆ペン 筆ぺん

昔から使ってた『ぺんてる筆 顔料インキ〈極細〉』の欠点

こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
個人的に水に滲むインクが嫌いで、顔料インクという条件だけで選択した筆ペンです。穂先が好きでずっと使ってきましたが、ついに欠点に我慢できなくなりました。

インクのボタ落ちがひどすぎるんです。本体を押さなくてもボトボトッと落ちる時があります。手が暖かいと中の空気が温められてインクが多めに出やすいという説明もありましたが、持った瞬間からインクが溢れることがあって、紙はダメになるし手は汚れるしで疲れました。

関連記事:毛筆タイプの筆ペンの比較ポイントと選び方(漫画や写経にも)

ぺんてる筆は種類がたくさん。どれを選べばいいの?

こちらにそれぞれの特徴が説明されてるので、迷ってる方は一度ご覧になってください。
外部サイト:ぺんてる筆 | ぺんてる株式会社

0640 Pentel Brush Pen

開ける締めるという動作は手が覚えてしまっている方向がありますよね。ぺんてる筆は他のメーカーと回す方向が逆になってます。いつも「あれ?」という違和感を覚えます。

ぺんてる「ぺんてる筆」の長所と短所

⭕️ どこにでも売ってて安価で手に入れやすい
⭕️ デザインが変わってないので古くても使える
⭕️ 穂先にコシがあって筆ペンビギナーにも書きやすい
⭕️ 穂先の種類が多い
✖️ 穂先の種類が多すぎてどれを選んでいいかわからない
✖️ インクの出にムラがある
✖️ インクがボタ落ちすることがある
✖️ デザインがイマイチ

ついに限界…『ぺんてる筆 顔料インキ〈極細〉』卒業。

私が愛用していたのは『顔料インキ極細』(品番:XFP5F)です。もう10年以上も前から使用しています。ロングセラー商品なので、久しぶりにまた筆ペンを使おうと思った時にカートリッジの互換性に困ることもありませんでした。でも上に書いたような理由でリピートやめました。

ぺんてる ぺんてる筆 極細 顔料 筆ペン 筆ぺん

インクが切れた時に、どんな構造なのか解体してみました。管を二重にして流量を調節してるみたいだけど、正直これを見てもどうしてボタボタ落ちるのかはよくわかりません。保管時に穂先を上にして立てておく等ありますが、結局のところ絵を描かなくなったこともあり完全に使わなくなりました

持ち運びに向いてる『ぺんてる筆〈携帯用〉』

携帯用ならインクのボタ落ちもないかと思い購入してみました。こちらも顔料インクです。
たまたま購入時期に限定柄があることを知り、飽きの来なそうな一番渋めの風間千景モデルを選んでみました(この作品の内容は知りません)。

ぺんてる 筆ペン 携帯用 薄桜鬼筆 きらり コラボ

きらりは金属っぽい(塗装?)軸で700円台で買えますが、こちらはプラスチッキーな見た目で実売価格は1000円くらいでした。
インクカートリッジ、ちゃんと矢印や品番がプリントされている親切設計。専用カートリッジは本体に2本付いてきます。別売りのパッケージだと4本セット。

ぺんてる 筆ペン 携帯用 薄桜鬼筆 きらり コラボ

毛筆タイプでカートリッジ式、太さは中字。柔らかめなので初心者さんには少し慣れが必要かと思います。インクのボタ落ちはさすがにありません。ただしインクはすごく薄めの黒です。

『ぺんてる筆〈携帯用〉』の長所と短所。

⭕️ 比較的入手しやすい
⭕️ インク漏れしない
⭕️ 短いのでペンケースに入る
✖️ 穂先が柔らかめで慣れないと使いにくい
✖️ インクが薄め

長さは普通の筆ペンと比べるとかなり短めです。よく見るぺんてる筆が17.5cmで、携帯用は14cm弱。ボールペンやシャーペンなどの筆記具と同じくらいのサイズです。おかげで小ぶりのペンケースにも納まります。まさに携帯用! 普通のペンと同じ感覚で持てる点がいいですね。

ぺんてる 筆ペン 携帯用 薄桜鬼筆 きらり コラボ

キャップに番号が振ってあって何かな?と思いましたが、一番隊隊長(沖田クン)なら「一」みたいです。この風間千景モデルは「鬼」……「鬼」って何😂 あと、クリップがもう少し洗練されたデザインなら良かったなー。1000円にそこまで求めるか!(求めたい!)。機能的には十分ですが。

ぺんてる 筆ペン 携帯用 薄桜鬼筆 きらり コラボ

プリントの合わせ目は線になってます。ちょっと目立つかな。色によってはあまり目立たないのかも。気になる人には気になる、気にならない人には気にならないレベル。拡大してあるので印刷のドットが見えますが肉眼ではわかりません。今後もいろんなコラボがあるといいなーと思います。

インクを入れ替えてお気に入りの筆ペンに。

ちょっと使いにくいなと思ってた穂先も、カートリッジを使い切る頃には慣れました。インクが薄いという欠点も、カートリッジ式で好きなインクに変えれば問題ありません。
こちらの筆ペンは今後も使う予定です。小さなカートリッジの筆ペンが個人的に納得できる感じです。

ぺんてる 筆ペン 携帯用 薄桜鬼筆 きらり コラボ

万年筆のインクが余ってる方、きっと多いですよね。インクが使い切れない人たちの間で「からっぽペン」がちょっと話題になりました。私も苦手なグリーンが全然減らないので、極黒やブルーを混ぜてダークグリーンのインクを作りました。
違うタイプのインクが混ざると固まったりすることがあるので、水に浸して筆先に残ってる墨をよ〜く洗い流します。インクはシリンジ(注射器)でカートリッジに移します。色が変わってなぞり書き習字が楽しくなりました。


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筆ペンのインクの色の比較画像です。

水性染料、もしくは顔料でもカートリッジタイプはインクの色が薄い傾向です。

Brush Pen Ink Colors比較画像1

穂先の比較。

1060x660 Brush Pens比較画像2

当時新製品だった完美王に期待したものの、こちらもインクがボタボタ落ちてしまいました💦

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速乾タイプの筆ペンがパイロットとぺんてるから発売。こちらのぺんてる筆が今のところまだボタ落ちしてないので期待しつつ使用中。

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