顔料インクの速乾筆ペン
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
年賀状の季節です。文具屋さんがTwitterで紹介してた速乾で顔料の筆ペン! これはもう買うしかないでしょ!
2019年7月、パイロットからすぐ乾く筆ペン『瞬筆』が発売されて気になってたのですが、染料インクだったことと、公式の動画で見たらインクが薄くて瞬時に興味を失ってしまいました。
2021年8月、今度はぺんてるから『速乾 ぺんてる筆』が発売。こちらは顔料インクだったので期待を込めて購入しました。でもその1ヶ月前にパイロットから顔料インクの『瞬筆』も発売されていたのです。知らなかった!
ぺんてる『速乾 ぺんてる筆』
太さは中字もありますが、ぺんてる筆に関しては極細好きなので極細にしました。毛筆タイプ、水性顔料のカートリッジ式です。
薄墨も速乾らしいのでついでに買ってみました。こちらは中字のみ。
左が極細の墨色、右が中字の薄墨です(未使用な状態)。
期待しつつ早速書いてみたのですが、なんかインクが油っぽい…ネトネトした感じがして嫌になって放置してました。穂先が下ろしたてだったせいかも。少し使ってたらネトネト感は消えました。
パイロット『瞬筆』
染料インクは嫌いなので、見送っていましたが顔料インクの瞬筆も発売されました! こちらは中字にしました。本格毛筆 水性顔料カートリッジ式です。
中字の他に細字もありますが、ロフトで見本を見たら、細字のほうはもうチョボっとした穂先で、細いだけじゃなくすごく短かくてやめました。見本で雑に使われまくって、もう見本として使えないくらい劣化してました。そのくらい小さめな穂先です。
こちらは中字。
どっちがいい? 実際どのくらいで乾くの?
好みで言うと、ぺんてる筆の極細が書きやすいです。『速乾 ぺんてる筆(極細)』は少しかすれやすいですが極細のせいかもしれません。『瞬筆』の中字はインクの出が安定してくっきり書ける感じです。インクも最初は薄めかなと思いましたが、あかしやと比べて同じくらい、しっかり黒いです。
最初、上質紙で試してみたらあかしやの『天然竹筆ペン』ですら1秒で乾く速乾状態で比較にならなかったので、わざと乾きにくいツルツルの和紙で試してみました。画像は上から、パイロット・ぺんてる・あかしや。左から1秒後・2秒後・3秒後の状態です。
速乾タイプの筆ペンであってもインクが少し多めに出たりすると直後は擦れて汚れますが、3秒後には完全に乾いてます。本当に早く乾きます。よく手で触れて汚してた方にはこの筆ペンどちらも本当にお勧めです。ツルツルの和紙だと通常の顔料インクの場合10秒経っても擦ると汚れてしまいました。
ぺんてる筆のボタ落ちですが、今のところまだ起きていません。このままボタ落ちがなければぺんてる筆に戻れる可能性も。
速乾タイプ、使い切りのかわいい小筆もあります。
ペンのような見た目の使い切り速乾タイプの小筆もあります(ペンケースに入る)。初めて筆ペンを使う方にお勧めです。『瞬筆小筆かため』は『パイロット 小筆 硬筆<直液式>』の速乾タイプのようです。
- パイロット『瞬筆小筆かため ブラック』(SVS-30KK-B)
- パイロット『瞬筆小筆かため うす墨』(SVS-30KK-UB)
- パイロット『瞬筆小筆やわらかめ ブラック』(SVS-30KS-B)
- ぺんてる『ぺんてる筆 ふではじめ 黒』(XGFD40CA1〜3-A)
- ぺんてる『ぺんてる筆 ふではじめ うす墨』(XGFD40CA-N)
インクは水性染料なので速乾ですが水に濡れると滲みます。アルコールマーカーでの色塗りはOKですが、染料マーカーでの色塗りには向いてません。