自分の好きなカラーで組み合わせるサラサクリップ。
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
イタリアントリコローレのサラサクリップを作りました。軸とインクの色を組み替えるだけなので非常に簡単なのですが、クリップ部分まで取り替えるとなると、分解と組み立てが少しわかりにくいので、画像付きで説明しておきます。
コツがいるのはクリップを外す時と取り付ける時だけですし、それも慣れればどうってことありません。気が向いたら挑戦してみてください。ストラップの付け方は一番最後です。
ゼブラのサラサクリップを分解した状態の部品(画像)
浅めの箱の中で作業すると、細かい部品を紛失しにくいです。
- 首軸(本体)
- 押しバネ/スプリング
- 芯
- 胴軸(本体)
- ノック棒/ノックボタン
- 回転子
- クリップ
- クリップの金具
名前の分からなかった6番の部品はペン工房キリタさんで解決しました。
外部サイト:ボールペン工房キリタ | ノック式ボールペンの仕組み
ゼブラ サラサクリップの分解手順です。
首軸と胴軸を外します。この時、金属の小さいバネを失くさないように気をつけて下さい。飛んじゃった後でなかなか見つからないことがあります。
下の3つはノックの部分の部品。
胴軸内のノックボタンは、そのままでは外れません(⑥のパーツが引っかかるようになってます)。
サラサクリップの先端などを使って強めに押し込んでください。押し込んだ勢いで小さいパーツが飛び出さないように気をつけてください。胴軸の反対側は指で蓋をしておくと飛び出しません。
ゼブラ SARASA クリップ部分の2つのパーツ。
クリップ部分は2つのパーツで構成されています。金属パーツをクリップの裏側から引っ掛け、そのまま下の写真のように本体に差し込みます。
下の写真のように、まっすぐな方が本体に差し込む部分です。写真では、わかりやすいようにプラのクリップを外してます。この金属パーツは、先にプラのクリップの穴に引っ掛けてから、本体に差し込みます。
ゼブラ SARASA クリップを外します。
外す時は、クリップの先(下)の部分を持って、目一杯開き気味のまま押し上げるようにします。開き加減は確かめつつ力を加えていってください。
取り付ける時は、金具の先がスリットに引っかかったら、同様にクリップを開いて押し下げてください。
外れない時はさらに力をかけてクリップをもう少しだけ開き、そのまま押し上げてください。取り付ける時も同様です
少し力を加えて広げるため、力の加減によっては金属パーツが開きっぱなしになってしまうことがあります。その時は、指かペンチで元に戻してください。何回も何回も繰り返すと金属疲労で壊れやすくなると思うので、ほどほどに。
金属パーツが開きすぎたままだと、クリップがゆるゆるになってしまいます。閉じすぎると取り付けられなくなります。取り付けた後にクリップのパチンと弾ける感じがない時は、何度かクリップをパチパチしてみてください。パチパチしても直らない時は、金属パーツが開きすぎているので、再び分解して少し閉じてから組み立て直してください。
ゼブラ SARASA 組み立て時の注意事項です。
とにかく小さな部品は失くさないようにね! 私はどこかに飛ばしてしまって2本くらい使えなくなりました。
組み立てる時、⑥のパーツは胴軸内の途中の出っ張りに引っかかって入らないので、芯で押し込むように力を加えます。
なくした部品は使い終わったペンから流用できるので、そのまましまって保管しておいてください。
『サラサクリップ』のイタリアントリコローレ。
『Da Vinci's Demons』を観て突発的にイタリアのファンになった時に作ったものです。買ってきたのはZEBRA(ゼブラ)のサラサクリップと、PILOT(パイロット)のジュースです。近所のスーパーの定番商品。幸いどちらもホワイトを出しているので、緑・白・赤の3色を揃えました。
出来上がりはこんな感じ。インクと軸の前後の組み合わせを入れ替えるだけです。改造っていうほどでもないですね。😂
ジュースのクリップは「リフトクリップ」といって、圧縮コイルバネによって開閉できるものなのですが、これは私の力では外れませんでした。そもそも外れるものかどうかもわかりません。
黒インクの見た目を白に変えます。
テプラの白ラベルをインクカートリッジの軸にくるーんと巻きつけるだけで完成。インクの減り具合はわからなくなります。テプラテープ24mmを使用しました。
テープは8cmくらいにカットしてます。テプラのラベルと平行になるように1/3くらいのところに置きます。まず短い片方をクルクル〜と巻いたら、残りの長い片方もクルクル〜と巻きます。
黒インクだけど白い芯の出来上がり。
テプラなので印字も可能。自分でネーム入りにできます。
印字の位置を調節すると名入れなんかもできますよ(写真では鏡文字にして遊んでます)。軸を閉めるときに回って位置がずれるので、微調整しながら締めるのが少し面倒です。印字場所を合わせるのが難しい時は、細いテープに印字して貼り付けてもOKです。
サラサクリップに元からついてるシールは剥がしておきます。意外と糊が残るのでシール剥がし液が必要でした。
サラサクリップとジュース、替芯の互換性は?
ジュースにはサラサクリップの芯が使えます。
サラサクリップにはジュースの芯は使えません。
サラサクリップの替芯 → ◯サラサクリップ ◯ジュース
ジュースの替芯 → ×サラサクリップ ◯ジュース
ジュースの書き心地は少し苦手です。書き出しスムーズとのことですが、スムーズすぎて滑る感じ、インクもダマが出来やすい感じ。最近はジュースアップという新商品が発売されて、そちらは評判いいみたいです。0.3mmと0.4mmがあって、細字好きさん向け。
ゼブラ『サラサクリップ』 ストラップの取り付け方。
特別な加工なしだと、ストラップはクリップ部分に付けるしかないので、まずクリップ部分を分解して金具にストラップを通します。細い紐にしてくださいね。ストラップ金具に付いてる黒い細い紐くらいが理想です。
そのまま金具をクリップに差し込みます。
上の状態のまま、金具を本体に差し込みます。紐の太さがジャマをして、クリップのバネが弱くなりますが、ストラップは外れません。
出来上がり〜。ここに小さなストラップ金具を付けてしまえば、あとは何でも付けられます。