リヒトラブのツイストリング用のリーフ自作にこのパンチ。
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
リヒトラブの世界標準1/3インチピッチで穴が開けられるパンチです。以前、ルーズリリーフ用のゲージパンチを買って、かなり楽しく使っているので、こちらにも期待しつつ、まずはレビューを確認しました。
一番リーズナブルな「ツイストリングノート用パンチ P1600」を見てみると、かなりの酷評。レビューにあった「P1600はダメ、P1602を買ったほうがいい」という言葉を信じて、もう少し値段の高いこちらのワンサードパンチを買ってみることにしました。(2017年)
ワンサードパンチP1602は普通に押せばサクッと穴が開きます。
ツイストリングノート用パンチP1600では、開け方にコツが必要みたいですが、こちらは紙の穴開けに関しては問題ありません。
んー、しかし、写真を見てもわかるように、なんか用紙ガイドが心許無いと思いませんか? ゲージパンチは紙をセットする溝があるのでさほど悩みませんが、こちらはただの白線に自分の手で紙の位置合わせをします。
紙送りのガイド(穴位置ガイド)も4つの凸凹の噛み合わせだけ。
カールのゲージパンチは、紙がもう全くズレないようにピタッと固定したところをパンチをずらして穴を開けていくのですが、ワンサードパンチは、4つの凸凹にリーフの穴を噛ませて紙送りをしていきます。穴位置ガイドといいます。
この時点でズレそうな不安感でいっぱい。私、不器用だから〜😩
案の定、1枚目のテストは穴がだんだん斜めにズレてしまい、穴が紙からはみ出てしまいました。😱 原因は穴位置ガイドの反対側。気を抜いてると紙が斜めにセットされてしまうのです。
最初に斜めにセットしてしまうと後はもうどんどん斜めにズレていきます。図解するとこんな感じ。ちょっとの誤差が命取り。ここ注意!
斜めズレと最後の穴位置に気をつければ使える。
2枚目で一応成功しました〜。
きっちり紙の位置を合わせれば正確に穴は開けられます。コピー用紙なら5枚まで一気に開けられます。でも、たまに使うならともかく、これで一度に大量のリーフを作りたいとは思いません。穴開け時にちょこっと神経使います。たまに2〜3枚だけファイルするような方にはいいと思います。
ワンサードパンチ P1602の他にないお勧めなところ。
あるんですよ! 丸穴パンチなので、とてもサクッと穴が開きます。四角穴だと開けにくい薄めのクリアファイルなどにも穿孔できる点は P1602ならではだと思います。
ワンサードパンチ P1602でちょっと気になるところ。
ピンクの紙はワンサードパンチを使って、1/3インチピッチに穴を開けたもの、白い紙はルーズリーフの穴の位置。
ツイストリングノートの売りに「リーフの穴の位置が紙の端に近いので、スリムなとじ具に入れて折り返せる」というメリットがありますが、このパンチで開けると、丸穴なため、紙端ギリギリに穴が開いてしまい、強く引っ張ると破れそうな微妙な位置になっています。四角穴(既製品)だと少なくとも紙端から穴まで3mmくらいは余裕があります(規格では四角穴の中心まで4.5mm)。
結論としては中途半端な感じの完成度です。穴はきちんと開けられるので、ホビーユースで1/3インチピッチのパンチをたまに使いたい方向けです。ハードユースなら上位機種の P1603 か P1605 ということになります。こちらは両方とも四角穴です。私は大量にファイルしたかったので、その後ワンサード34穴パンチも購入しました。
その後、 リーズナブルな四角穴のミニパンチが発売されました。たまにプリントを数枚ファイリングしたいという方には、新製品のP1601がお勧めです。レビューはこちら。
やっぱりルーズリーフ規格がいいなという方は、ゲージパンチをお勧め。リングは無印が個人的にはお勧めです。詳しくは下の記事をご覧ください。