筆ペンレビュー | 呉竹『くれ竹万年毛筆8号(染料)』と『万年毛筆写経用85号(顔料)』写経にお勧め

呉竹 筆ペン 筆ぺん くれ竹 万年毛筆8号 万年毛筆 写経用 85号

書きやすいと評判の呉竹の細軸のカートリッジ式筆ペン2種。

こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
Amazonレビューでも大絶賛の『万年毛筆8号』と『万年毛筆写経用85号』です。どちらも呉竹製でほぼ同じ作り。太めの筆ペンが苦手な方にお勧めの細軸です。

インクが染料か顔料かという点が大きな違いです。このインクの違いは、耐水性か非耐水性かという点に加えて、インクの色味にも影響しています。
万年毛筆8号(茶色の軸):人工毛筆 水性染料
万年毛筆写経用85号(青色の軸):人工毛筆 水性顔料

関連記事:毛筆タイプの筆ペンの比較ポイントと選び方(漫画や写経にも)

飾りっ気なしのシンプル構造。少し安っぽい。

あまりデザインはこだわっていません。軽くて細い筆ペンです。長さはけっこうあって全長18cmくらい。

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『写経用85号』(青軸)は、紺色に金文字のまさに写経風。この辺は気分を盛り上げるのにいいかも。

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呉竹『万年毛筆8号』と『写経用85号』の長所と短所。

⭕️ 穂先が短く初めてでも書きやすい
⭕️ インク漏れしない
⭕️ カートリッジ式でゴミが少ない
⭕️ キャップに転がり防止あり
✖️ あまり見かけないので購入しにくい
✖️ 長くてペンケースに収まらないかも

ペンケースに入らない場合の非常手段として、「レターペンココイロ」もしくは「手紙ペン」の軸にはめることができます。少しきついけど大丈夫です。キャップは本来のものしか使えませんが、これで12.5cmくらいの長さになります。
だっさ😂

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『万年毛筆8号』と『写経用85号』どちらがお勧め?

穂首が白いのが8号(茶軸)で、茶色が85号(青軸)です。

しばらく使っていたら85号(青軸)の穂先が割れてきました。使用時間に対して少し割れるのが早い気がします。カートリッジの交換時にきれいに洗ったほうがいいのかもしれません。インクのせいか素材のせいか、穂首は万年毛筆8号のほうが微妙に柔らかい気がします。

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迷ったらインクの違い(染料/非耐水か顔料/耐水か)で選ぶと良いと思います。染料インクのカートリッジは5本組、対して顔料インクのカートリッジは3本組み。ランニングコスト的には染料インクがお得です。
小さめのカートリッジなので減りは早く感じますが、カートリッジが透明なので減り具合が確認できる点は⭕️

『万年毛筆8号』と『写経用85号』文字の比較画像。

インクの色はぺんてる筆や、完美王の顔料より薄い感じ。ぺんてる携帯用よりは濃い感じです。使った紙がコピー用紙なので、和紙や半紙だとまた雰囲気も違うと思います。

筆ペン インクいろ比較

染料/非耐水のインクと、顔料/耐水のインクの色味はかなり違います。水で濡らして拭き取るとこんな感じです。染料インクはかなり青め。水に溶けて流れ落ちるので文字はグレーに変化。

耐水性でも書いた直後は水で濡らすと黒くにじみます。それでも文字は黒いまま残っていますね。私は水に滲む染料インクが嫌いなので、リピートするなら「万年毛筆写経用85号」です。

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1行2cm幅の般若心経です。完美王極細は個人的に軸が太くて持ちにくいので少し書きにくかったです。レターペン毛筆は穂首が柔らかいため完美王極細よりも更に書きにくいと感じました。8号と85号なら、筆に慣れている方は1行1.5cm幅のサイズの写経も可能だと思います。

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結局、かなり長期間使ってます。お手頃価格ですし本当に使いやすくて、◎のお勧めの筆ペンです。