ミカンの皮に入ったプーアル茶 新会の陳皮と雲南の普洱茶が出会ってできた柑普茶

みかんの皮に入ったプーアル茶 柑普茶 小青柑 飲み方 淹れ方

小青柑の飲み方は最後に書いてあります。

柑普茶は小ぶりな冬ミカンくらいの大きさです。

こんにちは (๑′ᴗ‵๑)

いただいたお茶です。「柑普茶」というお茶の存在を知らなかったので、てっきりお花が開く工芸茶かと思い込んでました。家族が飲みたい!というので、外側の包みを開いてみたら……

開けてビックリ、ミカンの皮に入ったプーアル茶でした!

柑普茶はピンインで Gān pǔ chá と書くので、読み方は「ガンプーチャ」でいいと思います。
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柑橘系のいい香りがします。包みに「新會正宗」と書いてあります。新會(新会)は地名、正宗は正当な〜とか、本物の〜みたいな意味ですね。

広州の新会市は陳皮(漢方でミカンの皮)の名産地なのだそうで、中国の検索サイト百度で調べたら、その本場新会の陳皮と雲南の普洱茶が出会って作られたのが「柑普茶」だと書いてありました。

柑普茶の飲み方は? 陳皮は砕いて茶葉に混ぜて保管。

ネットで検索すると、小さなものなら、ミカン丸ごとポットに入れています(下に追記した小青柑)。大きなものはミカンの皮を砕いて入れるみたいですね。

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あとは普通に中国茶の淹れ方どおりに、お湯を注いだら1回目はそのまま捨てて、2回目のお湯で蒸らしてカップに注ぎます。

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茶葉に陳皮の香りが移ってるはずですが、茶葉だけで飲むと普通の普洱茶でした。割った陳皮と茶葉を一緒にして淹れてみましたが、爽やかな柑橘系の香りのお茶にはなりません。私が鈍感で鼻バカなせいかもしれない。😂

よくあるフレーバーティーのような香りが立つお茶にはならず、たまにフッと柑橘っぽさを感じますが、なんというかキノコ臭というか菌糸っぽいプーアル茶独特のニオイのほうが勝ってしまってます。😭

柑普茶の色は赤みのあるオレンジで、意外ときれいです。

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中国茶通なら良かったのですが、冴えないレビューですみません。中国茶全般、あまり得意ではありません。日本茶もですが、胃に強すぎるのであまり飲めないのです。

過去に美味しいと思った中国茶は台湾の茶王だけ。茶王の何番かはちょっと忘れたけど、これはニンジンの粉末入りでとても甘くて飲みやすいお茶でした。ちなみに茶王の通販サイトはこちら。興味があったら飲んでみてください↓
外部サイト:天仁茗茶(日本語サイト)

最近急にブームの小青柑というお茶の淹れ方。

こちらが丸ごと入れるタイプの青ミカンプーアル茶ですね。ピンインはXiǎo qīng gān、読み方は「シャオチンガン」でいいと思います。

中国のサイトによると、淹れ方は単純に3種類。1. 青ミカンの蓋を開けてそのまま丸ごと入れる方法、2. 青ミカンの皮を手で押しつぶしてバラバラにする方法、3. 青ミカンの横に切れ込みや、底に穴を9つ開ける方法です。

9つっていうのは、人間の穴も9つあるとかいうのと掛けているのかと思います。

お茶そのものの淹れ方は、他の中国茶と同じで、お湯を注いだら最初はそのままお湯を捨てて(洗茶)、蓋付きの茶碗に青ミカン1個分入れてゆっくり抽出します。お湯の温度が何度とか細かいことは書いてなくて、沸騰したお湯でOKみたいです。

中国サイトによる柑普茶の効能の説明。

中国サイトによるとあらゆる良いことが書いてありますが、ありそうだなと思うのは、抗菌作用や代謝の促進、あとは気分のリフレッシュあたりかな。

ミカンの皮に入った普洱茶は、ミカンの大きさによって5つあります。大きい順に、大紅柑・二紅柑・青柑・小青柑・胎柑です。小青柑は大紅柑に比べてリモネンとクエン酸を多く含み、鎮咳と去痰、抗菌効果があるそうです。大紅柑は血圧を下げたり消化を促す効果があり、ビタミンが豊富だとか。一応、参考までに。

市販のお茶で最近のお気に入りは「まっちゃラブ」と「金の烏龍茶」です。

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