三菱電機「IH式ジャー炊飯器」NJ-SE06シリーズ。
三菱電気の3.5合炊き炊飯器の中の一番安いシリーズです。安いと言ってもなかなかいいとこを抑えてる感じで、実際に使ってみてお勧めの炊飯器です（うちでは保温機能はほとんど使わないので、保温機能に関してはよくわかりません）。
炊飯器を購入前にチェックしたのは、炊飯量と加熱方式。
1人暮らしや2人暮らしにお勧めの炊飯器ってどれでしょう？
炊飯量は、炊き込みご飯の素が大抵3合用なので、それより少し余裕のある3.5合炊きにしました。
加熱方式は電気炊飯器では、マイコン式・IH式・圧力IH式の3種類があります。マイコン式は古い加熱方式だけど安価、圧力IH式は高温で炊けるけど比較的高価、ただのIH式はその中間といった感じです。
おいしく炊けるという圧力IH式は蒸気を吹き出す時の音がうるさいのと、洗うパーツが少し多くて面倒だと聞いて、私は除外しました。
電気を使わない鍋なら、ハリオの「フタがガラスのご飯釜」の評価が高いので一瞬惹かれましたが、重いのとお手入れの手間がかかるそうで、やっぱりやめました。
硬い柔らかいは炊飯器で調節可能。あっさりもっちりはお米で選ぶ。
炊飯器の良し悪しは炊き上がりが好みかどうかです。
硬い/柔らかい
ご飯の硬い/柔らかいはお米の品種での違いもありますが、ある程度水分量で加減することができます。
あっさり/もっちり感
タイ米なんかはどう頑張って炊いてももっちりしませんね。あっさり/もっちり感は、お米そのものの特性によるところが大きいので、まずは好みのお米を選びます。
外部サイト：三菱電機ジャー炊飯器 お米塾：全国50銘柄のお米紹介
お米の特性を引き出す加熱方式を決める。
お米のもっちり感を引き出す圧力IH炊飯器
もっちりが好きなら、「ミルキークィーン」「ゆめぴりか」「新之助」「コシヒカリ」「つや姫」などを選び、さらに圧力IHの炊飯器を使うと好みの仕上がりになりやすいと思います。3〜3.5合だと選択肢が少ないのが残念。
お米のあっさり感そのままにふっくら美味しく炊くIH炊飯器
あっさりが好きなら、「ササニシキ」「はえぬき」「ななつぼし」などの非もっちり系のお米を選んで、水分の調節で好みの柔らかさで炊きます。圧力は不要です。IHならもっちり系のお米を炊いても美味しいです。
前の味が気に入ってるならメーカーはなるべく変えない
メーカーを変えると慣れない味になるので「不味い」と評価する方が多いように感じます。お米を変えた時もそうですね。
こうして見ると、もっちり派は圧力IH炊飯器一択になりますが、上にも書いたように「音」と「パーツのお手入れ」の部分が引っかかり、その辺を天秤にかけて、スボラーな私はIH炊飯器に決めました。
上に何か熱いものを不用意に置いてしまった？
NJ-SE066-Pは買って3年しか経ってないのに自分のミスで壊したみたい💦 何か熱いものを置いたのか、操作パネルがボコボコになってしまい、操作できなくなってしまいました。
⭕️ 二人暮らしまでに最適サイズ、炊き込み御飯に余裕の3.5合炊き。
サイズもデザインも炊き上がりも特に文句なかったので、再び同シリーズの年式の新しいものにしました。型番は1年ごとに数字が増えて、2018年はNJ-SE069、このシリーズの最新は、NJ-SEA06になります。
⭕️ 変に主張しないデザイン。四角でスッキリ、角は丸くて優しい。
前回は白がなくて仕方なくピンクにしたけど、今回は白にしました。持ち運びはしないから取っ手は要らないかな。掃除が面倒になるだけ。
こちらはNJ-SE066-P、フタの上部だけグレイッシュピンクでパール感があります。他はやわらかい感じのサクラピンクでした。
電源ケーブルは自動巻き取り。
⭕️ 備品のしゃもじと計量カップ。計量カップの形が変わってる！
こちらはNJ-SE066-Pの付属品。普通用と無洗米用の計量カップ、2つ付いてました。
しゃもじは同じみたいです。使わないけど…
今回の計量カップは一体化してます。こういう細かい改良が◎。今は要らないけど、後で使うかもしれない付属品を保管して置くのって面倒くさいんですよね。
❌ 液晶が光らないのは文字が見えにくくて失敗。
比較的安価な炊飯器を買いましたが、この機種で一番の欠点は液晶が光らないこと。ちょっと暗くなった台所で全然見えない〜！ ゼッタイ液晶が光るものを選んだほうがいいです。小さいことだけど結構不便でイライラします。
今回のも光りません。値段で選んだから…😳
あと、ほとんど「白米」×「ふつう」しか選ばないから。
蓋を開けたところと、
内釜を取り出したところは、新旧まったく一緒みたいです。
⭕️ 内釜の印字が見やすい。落としても割れない金属内釜。
三菱電気の高級路線の「本炭釜」は、落とすと割れやすいようで、「本炭釜 割れる」で画像検索すると悲しい画像がでてきます。
こちらのシリーズは「備長炭炭炊釜」で、5層構造の金属釜をダブル備長炭コート
なので落としてもパカっとは割れません。私のような不注意な人間に向いてます。（備長炭コートが剥げたりはあるかもしれませんが…）
一度落として縁が少し歪みました💦
印字にも少し変化がありました。上はNJ-SE066-P。お釜の内側の目盛りはクッキリしてて見やすいです。下はNJ-SE068-W
新い内釜は、おかゆ・おこわ・すしの項目が増えています。あ、この前お急ぎを3で炊いちゃいました💦（蒸らし時間が足りない感じだったのは分量をミスったからですね）
⭕️ 内蓋は汚れが付きにくいし、とても洗いやすいです。
内蓋はオレンジのレバーを上げると力を入れずにパカッと外れます。前の炊飯器と比べて本当によかったのはここ、この部分ですよ！ 内蓋のお手入れがめっちゃ楽でした！ 壊すまで3年使ってたけど本当に汚れがつきませんでした。
そもそも全く汚れません。毎回洗ってるんだけど、目に見えるような汚れがない時もあります。炊き込みなどでパッキン部分が多少汚れることもありますが、お米を普通に炊いたくらいではツルツルピカピカ、水洗いですぐきれいになります。
NJ-SE066-Pでは、上の画像の面、内釜に接する面の水切れがよかったのですが、新しい炊飯器は、↓反対側の面、蓋に接する面の水切れが良くなってます。どうしてひっくり返ったのかは謎。
⭕️ ブランド米（特A米）が美味しく炊けました。
「日本の銘米」で3種類選んでみました。
注文してから精米してくれるそうです。
米所で育ったワタクシ…お米の味がよくわかりません 😭 でも、米粒の良し悪しはわかります。お米の粒が1つ1つ、艶やかで粒ぞろいでとても綺麗です。
⭕️ 研いですぐ炊けます。さらにお急ぎなら2合で21分。
「白米」「ふつう」だと46分です。お急ぎは21分。炊いてる時の音はうるさくないし、蒸気も出ません。出てるかもしれないけど、全く気にならないレベル。
研いだ後、水に1時間浸す…とかは土鍋等で炊く場合の知識で、最近の電気炊飯器には不要です。
ズボラーとしてはお米を研いですぐ炊ける「超音波吸水」
も気に入ってます。今の炊飯器は吸水も考慮されているので水に浸して待たなくてもいいんですよ！（メーカーで違うかもしれないけど）
炊けました〜。初めて炊いてみての感想は、普通に美味しかったです。
私、あまりお米の味にこだわりがありません。先日ポイント消化で買った魚沼産の「コシヒカリ」も、普段食べている「あきたこまち」も、今食べている「新之助 しんのすけ」も、区別がつきません。「きらら」から「あきたこまち」に変えた時だけは、ご飯の味が違う！ってやっとわかった感じです。
家族は魚沼の「コシヒカリ」はやっぱり美味しいとか言うくらいに違いがわかるみたいですが、特に文句もないので十分美味しく炊けていると思います。
そろそろ新米の季節、今年も美味しい新米が食べられるよう期待してます。
炊飯器が壊れて新しいのを買うまでの間、タイガーの電気鍋でご飯を炊いてみました。結構おいしく炊けました。
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