こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
プラチナ万年筆の透明プレピーを買いました。正式にはプレピー クリスタルという名前です。以前、全8色のストーリアを試すためにカラーのプレピーを購入しましたが、当時透明プレピーがあれば透明を選んでいたと思います。赤と紫と緑はプレピーの色とストーリアの色で一体感があったのですが、他は微妙に違っていたので無色透明で試したかったです。
プラチナ万年筆「プレピー」が透明になりました。
ニブの種類は03(細字/F)のみです。02と05は他のプレピーから引き抜いて交換できます。コンバーターは金も銀も使えます(色が違うだけ)。銀のほうが何かと合わせやすいと思いますが、金が500円(税抜き)なのに対して、銀は700円(税抜き)です。
コンバーターは差し込めますが、付属のカートリッジを空にして、スポイトかシリンジ(注射器)でインクを移し替えたほうが簡単で安上がりです。。
付属のインクを空にするときは、シリンジで中のインクを吸い上げて他の瓶に移し、シリンジで綺麗な水をカートリッジの奥に何度か入れると残ってたインクが流れ出て綺麗になります。淵のところに多少色が残るかもしれませんが、気にしなくてもOK。
通常のプレピーとマーキングペンの軸との比較です。メーカー名と商品名のロゴのみでシンプルになってます。文字も少し小さくなってます。プリントされたバーコードもシールになってました。写真は剥がした状態です。
ペン芯のような部分は黒軸と同じグレーになってます。
傷をつけないプレピーのニブのはずし方。
プレピーは取り替え自由なので、色々と入れ替えて楽しんでいます。ニブを傷つけない外し方も教わりました。
今まではミニペンチで力任せに引っ張ってましたが、それだとニブに小傷がつきます。セロテープを巻いて、合わせた部分を持って引き抜けば傷がつかないそうです。なるほどね! 太めの05に変えました。ニブの差し替えだけでなく、首軸ごとの交換も可能です。
プラチナプレピーのアイドロッパー化に挑戦。
かねてから聞いていたアイドロッパーに。アイドロッパー式とは、軸に直接インクを入れた万年筆のこと。色がはっきり見えてきれいです〜。しかし、グリスとかOリングが必要という先人の知恵を無視して、そのまま首軸をつけてみました。
あ……やばい、じんわりと漏れてきました。ハンドクリーム塗っときゃいいよ的なラフなアドバイスを信じてニベアを塗ってみましたが、それでも漏れました。
気を引き締めてガッツリと漏れ対策を!
急遽、シリコングリスとOリングを購入しました。左がOリングをはめたものです。透明プレピーなので、Oリングも透明にしてみました。内径9.5mmがピッタリと聞いてましたが、8mmくらいのを使用している方もいるし、このOリングは結構伸びるので、8mm〜9mmくらいでよかったかもしれません。
シリコングリスは首軸のネジ切りしてある部分に塗ります。塗りすぎると透明感が損なわれてしまうので、適当に満遍なく。
結果として失敗。インク漏れはなはだし……
シリコングリスも結構防いではくれますが、キャップの開け閉めの瞬間に、かなり力が加わって軸が変形して隙間ができるみたいで、その都度、少しインクが入り込んだりします。最終的にOリングが防いでくれます。こちらは今のところ優秀でまったく漏れなくなりました。
しかし……! ペン芯もどきの部分にダクダクとインクが流れて前の方からボタボタッと落ちました。ちなみにこの赤いインクはクラシックインクのカシスブラック。05の太さで書くのが楽しかったのですが、インクがサラサラすぎてダメだったようです。
後日、インクを変えてみましたが、やっぱり漏れました。
フロー渋めのエルバンのトラディショナルインクで再挑戦してみましたが、こちらもじわじわと突破。ちゃんと長期間使い続けられている人っているのかなあ。
とりあえず、私はプレピーのアイドロッパー化はお勧めしません。やめておきましょう。でも、透明プレピー(クリスタル)はいろんなインクお試しに最適です。カートリッジとシリンジを使うのがお勧めです。
Twitterで「古いプレピーで1年以上使えた」と教えてくださった方がいたので個体差なのかもしれません。安いペンなので遊びで試してみるのも楽しいかもですね。実際、こういうプチ改造をしてる時は楽しかったです。