【万年筆】インク沼って何? 最終的には初めのインクに戻ってくるかも?!

万年筆 インク沼 脱出

ずぶずぶずぶ……底なし沼に引き込まれます。

こんにちは (๑′ᴗ‵๑)

セーラーが沼ラー殺しの100色インクを出したり、プラチナが沼ラーのための混色をお手軽にする小瓶のミクサブル ミニを出したり、盛況でなによりですね。

私の場合は、そもそもインク沼に引きずり込まれていたのかわかりませんが、最初の頃はあの色も綺麗だな〜この色も素敵だな〜なんてカラーチャート見て楽しんでたので、十分素質ありだったかもしれません。ネットにアップされている色見本の中でも、耐水実験系の画像を見るまでは……。

インク沼って万年筆のインクを次から次へと買ってしまうこと!

趣味の世界はハマるとなんでもそうですよね。万年筆のインクはネーミングも相まって、コレクション欲を刺激します。

1060x660 Fountain Pens

直感で選んだインクは、ずっと好きな色。

一番最初に、どんな色のインクを買おうかなとものすごく悩みましたが、この色が好き!と選んだ2色(アンティークブーケとグリヌアージュ)は今でも手放せません。

あとは何かと便利な青墨と蒼墨(この2つはどちらの色でも構わない)。便利な色と好きな色で結局落ち着いてしまいました。

とはいえ、変わったインクは使ってみたい。セーラーの123と237は面白そうな色で興味はあるけど購入しにくいのがネック。四季織のスタメンに昇格しちゃえよーって感じです。

1060x660 Fountain Pens

顔料インクストーリアのうち、6色は常備してあります(黄色と緑は使ってません)。色分けに結構便利です。

ダイソーで売ってたスケジュール用の透明シールをハイエースネオクリアのキャップに貼ってみました。ハイエースネオクリアは、たまたま店じまいセールで安く買えたんですよね。

インク沼から脱出できたきっかけ。

私、耐水性のないペンが大嫌いなのです。過去にそれで幾度となく清書に失敗した苦い思い出があるからだと思います。この違いはやはり無視できません。

万年筆インク 耐水性

耐水性で選ぶと古典か顔料になります。完全耐水となると顔料系インクに絞られます。そうするともう本当に選べるインクは限られてきます。そして、結局、極黒・青墨・STORiA(ストーリア)を購入することになりました。

そして、自己責任ですが、ストーリアを混色してそこそこ好きな色が作れることがわかってからは他のインクを買うのをやめました。混色インクは毎日使っていればさほど問題ありません。

SAILOR STORiA ストーリア 顔料系インク ミニボトル

顔料インクのメリット。

滅多に裏抜けしないので紙を選びません。いちいち紙との相性を調べなくても平気です(たまにダメなのもありますが)。

色味が大きく変わるような複雑な濃淡はありませんが、一応手書きっぽい濃淡もついて、それほど味気ないというわけでもない。青墨は少し赤っぽくなったりします。

染料インクより細めな線になります。個人的にはそんな所も好き。

顔料インクのデメリット。お勧めしない理由。

顔料系インクを入れると、普通に水洗いしただけではインクの色が完全には落ちません。。 顔料系は、1本のペンに対して1色のインクで固定、なおかつ安いペンかディップペンでまずは試したほうがいいと思います。高級なペンにはちょっと入れるのをためらいます。

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