古いMacのOSがUnarchived! MacBook Pro Late 2013はどこまでアップデートできる?

Apple MacBook Pro Late 2013

Yosemiteからバージョンアップしたい

こんにちは、@kamujpです (๑′ᴗ‵๑)
Mac miniを使うようになってからほぼ放置だったMacBook Proを使える状態にするため、OSのアップデートをすることにしました。でもAPP Storeには最新のOSしかありません。

macOSがUnarchivedってどういうこと?

久しぶりに見たら、Yosemiteでクリーンインストールしたはずなのに、よくわからないネーミングになってます。そのままでもちゃんと使えますが…
後でなんとなく推測できました。APP Storeから直接ダウンロードできないOSがUnarchivedじゃないかなと思われます。Sierra 10.12までUnarchivedになってない?

Apple MacBook Pro Late 2013

サポートページが見つかりました

外部サイト:macOS をダウンロードしてインストールする方法
https://support.apple.com/ja-jp/102662

Apple MacBook Pro Late 2013

Lion 10.7からSonoma 14までのリンクがあります(Mavericksとか一部ありません)。なぜか新しいMacでダウンロードしようとすると反応しません。ファイルのURLのページが開くだけでダウンロードが始まりません。新しいMacだとダウンロードできない仕様? 焦る!(Google Chromeのエラーみたいでした)
動かない時はSafariを使用するか、control+クリックでリンク先のファイルをダウンロードしてください。ダウンロードできたら、USBメモリにでもコピーして、古いMacで展開すれば、インストールできると思います。

サポートページからOSをダウンロード

この頃のOSは、32ビットから64ビットの切り替え期で、あまり古いOSからだとアップデートできないというようなことも聞いたことがあったので、EL CapitanとSierraあたりにまず上げて…と段階を踏むことにしました。

Apple MacBook Pro Late 2013

EL Capitan→Sierra→High Sierra→Mojaveとアップデートしていきますが、32ビットのアプリに対応している最後のOSがMojaveです。古いアプリが使いたい方はMojaveまで、となります。
私がYosemiteを使い続けていたのは、アップデートするたびに、古いアプリ上で動作しない場面が増えていたからで、Mojave上で古いアプリがちゃんと動くかどうかはまた別の話です。

High Sierra以降はAPP Storeからのダウンロード

何が起きるかわからないから全てのバージョンのOSをダウンロードしていたら、Montereyでそのマシンには入れられないよと言われました。MacBook Pro Late 2013ではBig Surが最後のOSになります

Apple MacBook Pro Late 2013

2ファクタ認証はパスワードの後に数字を入れる

APP Storeを利用しようとすると2ファクタ認証を求められます。以前は古いデバイスだと数字を入れる場所が出てこなくて詰んでたんですが、今はパスワード枠でパスワードの後にその数字を続けて入れればOKになってます。パスワードがabcdefgで、2ファクタ認証の数字が123456だった場合、abcdefg123456と入力します。あとは通常のダウンロードと同じです。

Apple MacBook Pro Late 2013

Apple IDのお支払い方法に設定しているクレジットカードの期限が切れていると、ここで先に進めなくなることがあるそうです。クレカ持ってない人はどうなのかな、クレカ情報を削除すればいいのかも。知らんけど。
Sierraのインストーラーを展開してたら、High Sierraまで入ってしまったような…何が起きたかよく覚えていませんが、High Sierraに無事アップデートされてました。

他のMacを持っていない時のバージョンアップは?

YosemiteのSafariで上のサポートページのURLを手打ちしてサポートページを開こうとすると「ページを開けません」と言われて詰みます。SafariもChromeもYosemiteのサポートを終了しているのでインターネットブラウザとして使えなくなっているんですね。

Apple MacBook Pro Late 2013

Firefox 57ならYosemiteでも使える

アップデートごとのインストーラーを溜め込んでる私、探したらちょっと古いFirefoxがあったので入れてみました。

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ダウンロードページは↓こちらから、「他のバージョンと言語のディレクトリー」に進んでください。Yosemiteの場合はver.57あたりです(それしか試してないので)。

外部サイト:以前のバージョンの Firefox をインストールするには
https://support.mozilla.org/ja/kb/install-older-version-of-firefox

Yosemite上のSafariでもGoogle検索は使えるので"Firefox"を検索します。検索結果のMozillaのサイトは表示できます。

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Wi-FiがあればmacOS 復旧を使うのがお勧め

上のサポートページの、macOS 復旧から起動する>それ以外の Mac をお使いの場合に進みます。インストール結果は3種類あって、
1. 直近でインストールされた macOS の最新バージョン
2. お使いの Mac に対応する最新の macOS
3. Mac に当初搭載されていた macOS か、それにいちばん近い現在も提供されているバージョン
が選べます。MacBook Pro Late 2013の最新の macOSはBig Sur11になります。コマンド操作が必要になるので、プリントアウトするか紙に書いてから操作してください。macOS 復旧はインターネットに接続してインストールするため、比較的早いネット環境も必要です。

使ってないからMacあげるよ〜、なんて感じでもらってしまった場合、全然わからない場合はプロに頼むという手もあります。

High Sierraにしたら意外とサクサク

今回HDDを2つのパーティションに分けて、1つをHigh Sierra、もう1つをYosemite(Unarchived)にしてみましたが、High Sierraが意外とサクサクで驚きました。macOS SonomaのM1 Mac miniと同じ程度に動画を見たりできてます。マシンパワーがめちゃくちゃ必要とかでない限りは10年前のMacでも十分動きました。

まとめ

・Apple IDのクレカ情報を更新しておく
・OSがUnarchivedでも使える
・2ファクタ認証はパスワードの後に数字を入れる
・32ビットアプリはMojaveまで
・MacBook Pro Late 2013に入る最新OSはBig Sur
・まだまだ使える感じ