レビュー | 東京スライダ『ペン軸』木のぬくもりを実感できるデップペン用の軸(SL2050-赤)

東京スライダ ペン軸 付けペン ディップペン SL2050

こんなペン軸が欲しかったんです。

こんにちは (๑′ᴗ‵๑)

エルバンの金粉入りアニバーサリーインクを買ったものの、付けペン(ディップペン)を持っていなかったので、久しぶりに買ってみようかな、と思って探してみました。ところが、なかなか欲しくなるようなデザインのものがありません。

最近のペン軸は、ペンを挿し込む部分がアクリル樹脂製に変わって、細い丸ペンも太いGペンも同じ軸に挿せるフリーサイズになっています。STABILOは昔ながらの金属を使用したものでしたが、軸の色があまり好みではありません。そうこうして迷っているうち、ある日東京スライダという会社の木製のペン軸を見かけました。う、好み! ところがなかなか売ってなかったんですよね。でも、世界堂さんとTOOLSさんの通販で扱ってました。

古いリストなので変わってるかもしれませんが…

が世界堂、がTOOLSで通販可能なペン軸です。

640x658 Tokyo Slider Nib Holder
ペン軸の画像は東京スライダ公式サイトより

上の画像以外にもツインタイプやエルゴグリップもあります。

私の購入したペン軸は丸みのあるSL2050-赤です。

こんなに可愛いのに550円です(2022年)。激安です。カーブが付いて細くなった部分に指がはまるのでしっかりと持てます。

東京スライダ ペン軸 付けペン ディップペン SL2050

木製で軽くてほっこり系の質感。ガラスペンは人気を盛り返したけど、付けペンのペン軸だってこんなにステキなのです。ただし、エルバンのアニバーサリーインクの口には太くて入らなかった〜💦

東京スライダ ペン軸 付けペン ディップペン SL2050

さらにアップで。

東京スライダ ペン軸 付けペン ディップペン SL2050

付けペンは誰でもすぐに書ける簡単なペンです。

ペン軸とペン先(ニブ)があれば、インクにつけて書くだけです。インクを持ってなかったら習字の墨汁でもOK。万年筆と違って洗うのも超〜簡単です。
ペン先がダメになったら外して新しいものと交換するだけ。付けたインクが切れると線がかすれてしまうので、かすれない頻度でインクを付けますが、その辺が慣れるまでは面倒くさいと思うかもしれません。

東京スライダ ペン軸 付けペン ディップペン SL2050

ペン先(ニブ)を奥まで挿すと、非力な私には抜けなくなってしまうのと、ペン先が手に近いのがあまり好きじゃないので、ペンを挿した状態はこんな感じです。そもそも固くて奥まで行きませんでした。新しい樹脂製のペン軸と違い、丸ペンは挿さりません。

お試しペン軸のお勧め。

初めて使ってみるなら、デリーター お試しペンセットがいいと思います。兼用のペン軸と3種類のペン(丸ペン/Gペン/サジペン)が付いてきます。
Gペンは筆圧をかければ太くて強弱のある線が描けます。丸ペンは極細の線が引けて、筆圧をかけると細くて強弱のある線が描けます。サジペンはGペンほど強弱はつけられません。他にスクールペンというものもあって、細くて割と均一な線が引けます。使うのは簡単だけど、綺麗な線を描くにはやっぱり練習が必要です。

書き終わったら、ペン先のインクは水ですすいで、水を拭き取って保管します。筆圧をかけすぎると開き気味になります。使い込むと線が太くなります。メンテが適当だと錆びたりしますので、あれ?って思ったら新しいペン先を買って取り替えてくださいね。