絶対入れちゃダメと言われる画材のカラーインクを入れてみました。
こんにちは (๑′ᴗ‵๑)
可愛くて安いウィンザー&ニュートンのドローイングインク。買っちゃった後で入れちゃいけないよーと教えてもらったりしますね。画材用として持ってますが、安いプレピー(preppy)も買ったことだし、なんのためらいもなく試せます。入れたらどんなことになるんでしょうか。
画材のカラーインクを万年筆に入れてはいけない理由って?
画材のカラーインクはシェラックという樹脂を使用しているため、乾燥するとその成分が万年筆内に固着してしまうから…みたいです。海外サイトを見ているとそんな感じのことが書いてあります。
カラにしたカートリッジにダイソーの注射器でインクを注入。
もちろん普通に書けます。全然問題ないです。ただ、万年筆用のインクに比べると、薄いかな〜って気がします。万年筆用のインクは淡い色でもしっかり淡いというか、W&Nのカラーインクはなんとなく密度がない感じの薄さです。文字を書いた時の色がハッキリしてないというか(個人的な印象ですけど)。なので、やっぱり専用のインクのほうがいいと思います。
このまま乾燥させたら悲惨なことになるはずですが、数日使って乾燥しないうちに洗浄するならそんなに問題ないと思います。やるなら安い万年筆で自己責任でね。
水に濡らしてみました。書いて乾いてすぐなので、結構落ちました。一応読めるくらいには残ってます。
シェラックを含まないカラーインク。
シェラックを含まないカラーインク(画材)は以下の3種類だそうです。シェラックを含まないからといって万年筆に使えるとは書いてませんが、ロットリングラピッドグラフやイソグラフには使えます。
- ターレンス エコライン ウォーターカラー
- ドクターマーチン ラディアント ウォーターカラー
- Camel Waterproof Drawing ink
ドクターマーチンの「シンクロマチックインク」は万年筆OKと書いてありました(世界堂のサイト)
私はエコラインの大きいボトルが欲しかったのですが、日本で扱ってないんですよね。小さいほうは世界堂や楽天で購入できます。ラディアントはお値段が高めだけど比較的入手しやすいです。Camel Waterproof Drawing inkは、インドのCamlin社(コクヨと提携しています)のCamel ブランドのインクらしいです。
自己責任てわかっているなら何をやっても構いません。
自分で買った自分のものですから、好きにしていいんですよね。高価な万年筆で冒険するのはお勧めしませんが、自分で納得してるなら、カラーインクを入れるのも墨汁を入れてみるのも、やりたいことをやってみるといいと思います。ただ、ペンもいろいろ売ってるので、カラーインクで遊ぶならディップペンやガラスペンの方がいいかもしれません。