【万年筆】セーラー万年筆「ストーリア」顔料インクの混色で好きな色を作ってみました。

セーラー万年筆 超微粒子 顔料インク STORiA セット ストーリア 耐水インク 混色 自己責任

STORiA(ストーリア)のオレンジ色が欲しいな〜。

こんにちは (๑′ᴗ‵๑)

いつも使っているオレンジ色が欲しい!ということで、混色してみました。上の写真は、イエロー(2)×ピンク(1)の割合で混ぜたSTORiA(ストーリア)をハイエース ネオ クリアに入れたところ。しばらく継続使用していましたが、毎日使ってたおかげか、特に問題もなく使えました。

※ 混色は自己責任です詰まっても妥協できる安いペンに入れています。また、顔料系インクは洗っても色が残ります。

ストーリアの基本色。

基本の8色です。イエローグリーン(黄緑)をlight greenと書いてます。

1060x660 SAILOR STORiA

まずインクの重さをチェック。

オレンジを作りたかったので、レッドとピンクだけでも良かったのですが、イエローと全色組み合わせてみました。イエローを2滴ずつパレットに入れて、他の色は1滴ずつ加えてみました。ブルーとライトブラウンはイエローより重そうです。

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混ざらないということはなく混色は可能です。時間が経っても分離もしません。澱などもできませんし、特に問題はなさそう。

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ストーリアのイエローとの混色見本。

画用紙に塗ってみました。欲しかったオレンジに近いのはイエロー×ピンクのほうかな。ということで、今回はイエロー×ピンク(2:1)をハイエース ネオ クリアに入れました。レッドと混ぜたものは少し濃いめなので、イエロー×レッド(3:1)のくらいの割合がいいのかも(後で混ぜてみたらこれもOKでした)。

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より明るい黄緑(イエロー×イエローグリーン)もきれいですね。パープルとブルーを加えたものは、濃いめの茶色と深緑になりました。使えるかどうかですが、イエロー×ピンク(2:1)以外は万年筆には入れて使ってないのでよくわかりません。

ストーリアのライトブラウンとの混色見本。

こちらはライトブラウンとの混色。パープルとブルーのみ2:1 (2がライトブラウン)、他は1:1の比率で混ぜてます。レッド×ライトブラウン(1:1)は、赤い夕焼けのようなきれいな茜色になります。ピンク×ライトブラウン(1:1)は、赤煉瓦、テラコッタのような色でこれも意外ときれいでした。混色の基本は、明るいほうのインクの量を多め、暗いインクは少量で加減します。

セーラー万年筆 超微粒子 顔料インク STORiA セット ストーリア 耐水インク 混色 自己責任

パレットに取ったインクは乾燥すると細かい薄片になって水に均一に溶けることができなくなるようです。公式サイトにも書いてあるけど、「毎日使うこと(で乾燥させないの)が最高のメンテナンス」のようですね。

混色で作った耐水オレンジは継続使用中。

最初に入れたインクがなくなってきたので、新しくオレンジ色を作りました。今度はイエロー×レッド(3:1)くらいで、約8mlくらい作りました。瓶入りのインクは朱色のように見えますが、ハイエース ネオ クリアに入れて書くと明るいオレンジになります。レッドとピンクの色味の違いはあまり気になりませんが、レッドとの混色のほうが微妙に彩度が高いかな。

セーラー万年筆 超微粒子 顔料インク STORiA セット ストーリア 耐水インク 混色 自己責任

今回は万年筆を水洗いしましたが、水に浸けただけではペン芯に色が少し残ってしまう感じです。セーラー万年筆の透明感系の万年筆にストーリアを入れるなら、同じ色を使い続けるほうが良さそうです。

極黒とストーリア各色を、1:3で混色すると、ほぼ黒に。

黒を混ぜると真っ黒になりやすいので、最初3滴に対して極黒1滴にしてみましたが、それでも緑っぽい黒とか赤っぽい黒にしかなりませんでした。そして、なんとなくマットな感じがわかるでしょうか? 顔料系はベタ塗りするとマットな感じなんです。こういう暗〜い色が好きな方もいるかもしれませんが、ちょっと黒すぎるので水で薄めてみました。

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極黒とストーリア各色を1:3で混色後、水で薄めた色。

アイスグレーっぽい色は好きかも。グリーンはさらに薄めると青磁っぽい色になります。万年筆に入れるときは精製水がお勧めされています。かなり薄めても使えましたが、視認性が非常に悪くなるので、そこそこ濃いめがお勧めです。

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極黒とストーリア各色を、1:20くらいで混色。

今度はスポイト2滴に対して、注射器の先につく玉くらいの量の極黒を混ぜました。正確な比率はわかりませんが、多分1:20くらいです。上段はそのままの色、下段は水で少し薄めた色です。ブルーはやっぱり青墨みたいになりました。画像の中では、パープル×極黒がかなり好みの色でした。和風な感じですよね。

1060x660 STORiA Mixing
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限りなく明るい色や彩度の高い色をストーリアで作るのは難しいのですが、大抵の色合いは混色で作れそうな気がしてきました。絶対無理なのは、色彩雫の天色や、ジェントルインクの雪明。この水色系の色相はストーリアにはないのでどうしても無理。あと、極端に淡い色も難しいです。次は、残りの混色をしてみます。

青墨とストーリア各色を、1:10くらいで混色。

青墨は青がかなりを占めているので、1:10くらいの割合で混ぜてみました。下の画像の中で、グリーン×青墨だけデジタルの限界で色があまり再現できていません。実際はもう少しスッキリした感じの色です。

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極黒ミックスと青墨ミックスを並べてみました。

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ブルー×イエローグリーン、ブルー×グリーン、青緑系の混色。

青緑系の混色です。2:1、1:1、1:2、で混色してます。ブルー×イエローグリーンでは青緑系にはならず緑の幅が増える感じですね。ブルー×グリーンで青緑系になります。でも彩度が少し落ちるというか、鮮やかな青緑にはなりません。

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パープル×レッド、パープル×ピンク、赤紫系の混色。

赤紫系です。2:1、1:1、1:2で混色してあります。

Purplex

ブルー×レッド、ブルー×ピンク、青紫系の混色。

青紫系です。2:1、1:1、1:2で混色してあります。ブルー×レッドだと暗めだけど比較的ニュートラルな紫に近くなります。ブルー×ピンクはかなりブルー寄りになってしまいますね。もう少し違いを出すならピンクを多めにする必要があります。

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パープル×イエロー、パープル×ライトブラウン、茶色系の混色。

茶色系になる混色。一番意外だったのがパープル×イエローで茶色系の色になったことでした。今回はどんな茶系になるのか確認のため混ぜてみました。これに少量の極黒を加えたらセピアのようになりそうです。

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最後は、基本的に混ぜない補色関係の色です。

パープル、レッド、ピンクに、グリーンとイエローグリーンをそれぞれ混ぜてみました。理論上は補色同士を混ぜるとグレーになります。厳密に補色じゃないか分量が正確でない場合は、××色寄りの濁った色になります。

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ストーリアの混色で作れる色の範囲。

ストーリアの混色で作れる色は大体下の範囲内の色で(かなり適当な図ですが)、彩度の高いペパーミントグリーンやスカイブルー、蛍光ピンクに近い超彩度のピンクは無理だけど、暗めの色なら結構作れます。

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エルバンのアンティークブーケ色をストーリアで作れるか?

ずっと混色して作ってみようと思ってたエルバンのアンティークブーケ色をストーリアで作ってみることにしました。

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上段の文字がエルバンのアンティークブーケ、下段がストーリアの混色のモドキ。

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アンティークブーケって乾く前は黄色みが強いというか、ピンクよりくすんだ赤って感じなんですよね。モドキにはもう少し黄みと青みが必要な気もしますが、とりあえずこんなとこで妥協しました。まだピンクが強めです。同じ色に近づけるのは難しいですね。

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乾燥後、水を垂らして少し待って拭いてみました。耐水性だけはしっかり。

1060x660 J. Herbin STORiA mix

混色の仕方。まずストーリアのピンクを精製水でかなり薄めました。計ってなかったけど7:1くらい? こんなに薄めて大丈夫かなってくらい水多めです。後は極黒をチビチビと足していきました。針の先に付くくらいの極少量を足していく感じ。途中で青みとして紫と青墨を少し足しました。ピンクを暗くしただけなので割と単純な色味です。アンティークブーケはほわぁっとした感じがあるんですが、モドキにはありませんね。

ストーリアの混色はこれで全部です。興味があったら好きな色を作ってみてください。

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